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オリンピックがきっかけでユニットバスが誕生

日本では何回もオリンピックが行われています。
夏の大会も冬の大会も行われました。
特に夏の大会となると日本中だけでなく世界中から多くの人が会場近くに集まります。
競技場の建設も進められますが、選手のための宿泊施設や観戦をする人の宿泊する施設が必要になります。
日本でかつて行われた夏のオリンピックで登場したとされるのがユニットバスです。
今お風呂の施設を設置する時には当たり前の仕組みとなっています。
住宅建設においてはまず部屋ができて、そこに部品を設置していくのが一般的な作り方でした。
しかしオリンピック前に従来通りの方法では間に合わせるのが難しくなります。
ユニットバスは事前に工場で天井、壁、床、そしてバスタブなどを設置し、それをそのまま部屋に組み込みます。
部屋作りも設備の設置もいりません。
工事も非常に早く進んだようです。
その後ユニットバスに大きな問題がないことから、一般的な住宅建設時にもどんどん採用されるようになりました。

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